The Other Side 和訳(The Gratest Showman)

The Other Side(違う世界)

https://youtu.be/GimrxP2U0ZE

 

 

 

 

どの歌も最高だけど、この曲が映画の中で一番好きかも

バーナムとカーライルの駆け引きがカッコいい!バーテンダーが超カッコいい!笑

2人とも本当に魅せ方が上手くて痺れる

 

 

[Verse 1: P.T. Barnum]
Right here, right now

いまここで


I put the offer out

君に提案しよう


I don't want to chase you down

深追いはしたくないんだ

 

chase down

to find something or someone that you have been looking for

:探し求める、執拗に追い回す

あんまりしつこく勧誘したくない・深追いはしたくないという意味で捉えてみました

 

 I know you see it

わかるだろ


You run with me

俺と組もう

 

And I can cut you free

そうすれば解放されるぞ

 

cut oneself free

(体を縛っているロープを)切って逃げる、(拘束を解いて)自由にする

まさに身体を縛る縄もしくは鎖をcutして自由にするイメージなんですね!

 

Out of the drudgery and walls you keep in

 退屈な仕事と君を閉じ込めている壁から

 

drudgery

退屈な労働、単調でつまらない仕事

 

So trade that typical for something colorful

つまらないものを華やかに

 

trade A for B

(AをBと)交換する

typical

典型的な、代表的な 例)typical lifestyle 一般的な生活

colorful

色彩に富んだ、多彩な、華やかな、生彩のある 例)lead a colorful life 華やかな人生を送る

 

And if it's crazy, live a little crazy

多少イかれた生き方の方が良いぜ

 

a little

いささか

 

You can play it sensible, a king of conventional

君なら賢明な判断ができるだろ?平凡の王になるか

 

sensible

分別のある、思慮のある、賢明な、道理にかなった、賢明で、感じられる、知覚できる、気づくほどの、かなりの、著しい 例)a sensible suggestion 賢明な提案

conventional

社会的慣習による、因習的な、型にはまった、紋切り型の、独創性を欠いた、陳腐な

 

Or you can risk it all and see

全てを危険に晒してでも手に入れるか

 

risk it all

当たって砕けろ、どんな危険も厭わない

 

[Chorus: P.T. Barnum]

Don't you wanna get away from the same old part you gotta play

君が甘んじる退屈な世界から逃げ出したいだろ?

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'Cause I got what you need

俺は君に必要なものを持ってる

 

So come with me and take the ride

だから俺と来い、俺にのるんだ

 

It'll take you to the other side

違う世界に連れて行ってやる

 

'Cause you can do like you do

君は君の好きなように出来るし

 

Or you can do like me

なんなら俺の真似をしたっていい

 

Stay in the cage, or you'll finally take the key

籠の中に留まるか、それとも鍵を手に入れるのか

 

Oh, damn! Suddenly you're free to fly

さぁ!君は飛び立てるぞ

 

damn

ヤバい

あれこれ調べたけど要は、まさに日本語の「ヤバい」と同じで、悪い意味から良い意味まで使えるようだ

 

It'll take you to the other side

違う世界に連れて行ってやる


[Verse 2: Phillip Carlyle]
Okay, my friend, you want to cut me in

なるほどね、君は僕を勧誘したいわけだ

 

cut in

急に言葉をさしはさむ、さえぎる、話をさえぎる、(後から来て)割り込む、(軽く肩をたたいたりして)踊り相手を横取りする

 


Well I hate to tell you, but it just won't happen

まぁ申し訳ないんだけど、それはあり得ないな

 

hate

「嫌悪する」という意味は知ってるけど、「I hate to tell you」という表現は初めて見た。「君に言うことが残念だ=非常に申し訳ないんだけど・非常に言いづらいんだけど」ってことか


So thanks, but no

ありがたいんだけど、断るよ


I think I'm good to go

僕はもう行かせてもらう 

 

'Cause I quite enjoy the life you say I'm trapped in

僕は君の言う「囚われた場所」とやらでけっこう楽しくやってるからね


Now I admire you, and that whole show you do

君には恐れ入るよ、君が見せてくれるものだって称賛に値する

 

admire

(…を)称賛する、(…に)感心する、(…を)感心して眺める、(…に)感服する、あきれる、(…を)(お世辞に)ほめる

that whole

ここでネックなのは意味ではなく発音・・

何度聴いても「ネーヴァ=never」って聞こえてしまう!


You're onto something, really it's something

君はなんか目の付けどころが良いね、なんなのかはよく分からないけど

 

onto

物に付着する、気が付く

 

But I live among the swells, and we don't pick up peanut shells

でも僕ら上流階級の人間はね、つまらないものには手を出さないんだよ

 

among

…の間に、…の中で、…に囲まれて、の中の一人で、の中ですぐれた、…の間で、…の間で(分配して)、…の間で(協力して)、…の間で互いに

swell

名士、洒落者

peanut shells

ピーナッツの殻=つまらないもの、取るに足らないもの


I'll have to leave that up to you

君に任せるしかないんだ

 

up to you

あなたが決めてください、あなたに任せる;自分次第;あなた次第;あなたにまかせる 

この表現は同映画の別トラック「rewrite the stars」にも出てきた!

「It's up to you, it's up to me(君が決めることでもあり、僕が決めることでもある)」


[Chorus: Phillip Carlyle]

Don't you know that I'm okay with this uptown part I get to play

僕はこの暮らしに満足してるって分からないか?

 

uptown

住宅地区

日本では「ダウンタウン」=下町ってイメージがある。私も今の今までそう捉えてた

でも気になって改めて調べてみたら、こういう意味合いだったのか!

uptown 住宅地区

midtown 住宅地区と商業地区の中間地区

downtown 商業地区(繁華街など)

アメリカでは住宅地が高台(uptown)にあることが多く、商店などへ行く時には高台を下りて行くことから、繁華街をdowntownと呼ぶようになった

get to

(特権として)〜するのを許される

get toの訳には手こずる・・だって他にも「機会がある」「イライラする」とか意味が幅広いし、どうにも毎回ピンとこない

ここでも迷ったけど、上流階級に生きるカーライルが言う「uptown」に対してだから「特権」「階級」をイメージして訳せば良いのかな、と思った

 

'Cause I got what I need and I don't want to take the ride

僕は充分満ち足りてるから、君の誘いには乗りたくない

 

I don't need to see the other side
違う世界なんて見る必要がないんだよ


So go and do like you do

だから君は君で好きにしたら良い

 

I'm good to do like me

僕も好きにするからさ

 

Ain't in a cage, so I don't need to take the key

僕は籠の中じゃない、だから鍵も必要ない

 

Ain't=am notの短縮形


Oh, damn! Can't you see I'm doing fine

まったく!僕が充分楽しくやってるって分からないか?

 

I don't need to see the other side
違う世界なんて必要ないんだよ


[Verse 3: P.T. Barnum]

Now is this really how you like to spend your days?

本当に君は日々を楽しく過ごしてるか?

 

Whiskey and misery, and parties and plays

ウィスキーを飲んでは惨めな気持ちになって、パーティに明け暮れて遊ぶ日々を

 

misery

みじめさ、悲惨、(精神的・肉体的な)苦痛、苦しみ、苦悩、(数々の)苦難、不幸、不平家、ぐちを言う人

ここは韻を踏んでリズム優先の歌詞なのかな。直訳だと「ウィスキーに惨めさ、パーティに遊び」ってなるけども笑


[Phillip Carlyle]

If I were mixed up with you, I'd be the talk of the town

君と関わったりしてみろ、街中で噂になっちまう

 

mixed up with

〜と関わる(たいていネガティヴな意味)

例)His mother warned him not to get mixed up with the mafia.
母親は彼にマフィアと関わるなと警告した

 

Disgraced and disowned, another one of the clowns

不名誉だって勘当されて、バカな奴だと仲間外れにされるのがオチさ

 

Disgrace

不名誉、不面目、恥辱、恥辱となるもの

disown

自分のものでないと言う、(…の)自分との関係を否認する、勘当する

clowns

(劇・サーカスなどの)道化役者、道化師、おどけ者、悪ふざけをする人、いなか者、無骨者、ばか

 
[P.T. Barnum]

But you would finally live a little, finally laugh a little

だが君はやっと人生を愉しめる。やっと心から笑えるんだ

 

live a little

(ちょっとは)人生を楽しむ

「live a little!(短い人生ちょっとは楽しみなよ、息抜きも必要だよ)」と仕事や勉強でいっぱいいっぱいになっている人へ掛ける言葉のようだから、ここでも「ちょっとくらい楽しめよ、声をたてて笑おうぜ」ってバーナムはカーライルに言いたいのかな

laugh a little

(ちょっとは)心から笑う、声を立てて笑う

 

Just let me give you the freedom to dream

ただ君に夢を見るだけの自由をやりたい

 

And it'll wake you up and cure your aching

君の目を覚まさせて、憧れに疼く胸を癒してやろう

 

ache

(ずきずき)痛む、うずく、痛む、(…に)心を痛める、同情する、(…に)あこがれる、むずむずする

cure

治す、いやす、治療する、矯正する、直す、取り除く、(乾燥・燻製(くんせい)または塩漬けにして)保存処理をする

 

Take your walls and start 'em breaking

君の壁を取り去って、壊してやる

 

'em=themの短縮形

 

Now that's a deal that seems worth taking

これはのる価値がある取引だ

 

But I guess I'll leave that up to you
まぁ結局どうするかは君次第だがな

 

 

[Bridge: Phillip Carlyle]

Well it's intriguing, but to go would cost me greatly

いいさ、面白い、だが僕の払う犠牲は少なくないな

 

intriguing

好奇心をそそる、おもしろい、おつな

 

So what percentage of the show would I be taking?
そうなると、ショーの何パーセントが僕の取り分だ?


[P.T. Barnum]
Fair enough, you'd want a piece of all the action

いいだろう、分け前の話だな

 

Fair enough

(提案などに対して)けっこうだ、オーケーだ

a piece of all the action

利権、分け前


I'd give you seven, we could shake and make it happen

7%やろう、これで取引成立だ

 

shake

握手する

make it happen

実現させる、やってみる

*直訳だと「握手してそして実現させよう」。これをここで自然に言うセリフにするとすれば、「取引成立だ」かね


[Phillip Carlyle]

I wasn't born this morning, eighteen would be just fine

ハッ、僕をナメないでくれよ、18%が妥当だろ

 

I wasn't born this morning

今朝生まれたばかりじゃない=何も分からない赤ん坊じゃない=ナメないでくれ

ってことだと解釈。英語圏ってこういう皮肉っぽいフレーズがたくさんあるね!日本語だとほとんど見ない表現だから毎回面白い!

 

[P.T. Barnum]

Why not just go ahead and ask for nickels on the dime

ハハッ、どうせなら50%とか言ってみたらどうだ?

 

Why not

なぜいけないのか、いいではないか、していいはずだ、…してはどうかね、よかろう、そうしよう

go ahead

先へ進む、進行する、(ためらわずに)(先へ)進める、やれっ!、さあどうぞ

nickels

(米国およびカナダの) 5 セント貨、少額の金

dime

10 セント貨、びた一文

*「nickels on the dime」で10セントに対しての5セントだから、全体に対しての半分=50%。「どうせ吹っ掛けるなら思い切って50%とか言ってみろよ」っていうからかいの表現かな

 

[Phillip Carlyle]

Fifeteen

15%

 

[P.T. Barnum]

I'd do eight

8%だ

 

[Phillip Carlyle]

Twelve

12%

 

[P.T. Barnum]

Maybe nine

9%だな

 

[Phillip Carlyle]

Ten

10%だ

 

[Chorus: Both]

Don't you wanna get away to a whole new part you're gonna play

これから全く新しい世界に行こうじゃないか

 

a whole new part

まったく新しい世界

*アラジンが魔法の絨毯にジャスミンを乗せて、ジャスミンに初めての景色を見せながら歌ったのが「a whole new world」=「まったく新しい世界」。

ジャスミンは生まれてからずっとお城の中で過ごしてきて、お城以外の世界を知らなかったからまさに「new world」

でもこの歌は「The Other Side(異なる側、面*直訳)ってタイトル通り、バーナム(貧乏育ちで叩き上げの邪道ビジネスマン)とカーライル(上流社会に生まれたエリートビジネスマン)との対比がテーマ。お互いの「part(一方、部分)」を知らない者同士が組むことで「a whole new part」にいざ出発するって感じが表れてる

 

'cause I got what you need, so come with me and take the ride

俺は(僕は)君の必要なものを持つ、だから俺と(僕と)組もう

 

To the other side

別の世界へ行くんだ

 

So if you do like I do(P.T. Barnum)

君は俺のようにやったらいいし

 

So if you do like me(Phillip Carlyle)

僕のようにやったらいい

 

Forget the cage, 'cause we know how to make the key

籠なんて忘れよう、俺たち(僕たち)は鍵の作り方を知っているからな

 

Forget

忘れる、(…を)忘れる、思い出せない、忘れてしない、置き忘れる、持ってくるのを忘れる、(…を)ないがしろにする、無視する、われを忘れる、かっとなる

 

Oh, damn! Suddenly we're free to fly

さぁ!俺たち(僕たち)は自由に飛び立つぞ

 

We're going to the other side

違う世界へ行くんだ

 

So if you do like I do(P.T. Barnum)

俺のようにやったらいい

 

(To the other side)

違う世界へ

 

So if you do like me(Phillip Carlyle)

僕のようにやったらいい

 

(We're going to the other side)

 違う世界へ行くんだ


'Cause if we do we're going to the other side

俺たち(僕たち)が手を組めば違う世界へ行ける


We're going to the other side

俺たち(僕たち)は違う世界へ行くんだ